社会保険料を安くする働き方

節約

給与明細の変化

給与明細を眺めていたら、昨年と比べて
2020年は社会保険料が安いことに気づきました。

原因を調べてみたら、勉強になったので記事に残します。
人によっては節約に活かせるかもしれません。

結論だけ先にお伝えすると、
4月 5月 6月 は残業しない
ことが重要になります。
理由は下記の通りです。

社会保険料の計算

源泉徴収

サラリーマン(給与所得者)は健康保険料厚生年金保険料介護保険料
社会保険料として給与から源泉徴収されます。

嚙み砕いて説明すると、
稼いだお金(給与)の総額から、
健康保険料、厚生年金保険料、介護保険料、税金など
を差し引いた額が手取り給与として支給されます。
差し引かれたお金は会社が納付してくれます。

標準報酬月額

社会保険料は標準報酬月額を元に決まります。

標準報酬月額は4月5月6月の報酬の平均から求められます。
標準報酬月額表を参照し、該当する等級の社会保険料が9月から翌年8月まで適応されます。
標準報酬月額表はググれば出てきます。

新型コロナによる収入減少の影響

あくまで私のケースであり、皆さんに当てはまるとは限りません。
2020年は同様のケースの方が多いと思います。

標準報酬月額の変化

標準報酬月額と社会保険料

適応時期等級標準報酬月額健康保険料厚生年金保険料
2020年8月以前19(16)240,00012,264.021,960.00
2020年9月以降17(14)200,00010,220.018,300.00

私の社会保険料を調べたところ、このようになっていました。
1月あたり 5,704円、1年で 68,448円 安くなりました。

4月~6月にかけての給与が大きく減少し、標準報酬月額が下がりました。
新型コロナウィルスによって会社が休業(自宅待機)になったことが原因です。

標準報酬月額の特例改定

今年は標準報酬月額の特例改定というものがありました。
社会保険料がさらに安くなります。

特例を受ける条件

  • 新型コロナウィルスの影響により休業したこと
  • 標準報酬月額が2等級以上下がったこと
  • 本人が書面により同意すること

私は条件を満たしたので、
6月7月8月の社会保険料に関しては、
標準報酬月額が少ない額(200,000円)を元に
社会保険料が算出されました。

結果、社会保険料が 17,000円 安くなりました。

社会保険料を安くする働き方

私の場合、特に意識したわけではありませんが、
標準報酬月額の計算月の給与が減少し、
結果として社会保険料が安くなりました。

これを故意に狙ってみてもよいのでは?と考えました。

標準報酬月額の計算月(4月、5月、6月)に残業を極力減らし、
それ以外の月はバリバリ稼ぐ
のがよさそうです。
勤務時間をコントロールできる方は狙ってみては如何でしょうか

なお、私の職場では勤務時間をコントロールできません。

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